2025年8月12日火曜日

リレーを駆動してLEDを制御する

 Raspberry Pi Pico W を使って リレー という電子パーツを動かし、LEDライトのオン/オフを切り替える方法を学びます。

🧠 リレーってなに?

リレーは、小さな電気の信号で大きな電気のスイッチを入れたり切ったりできる電子スイッチです。
たとえば、Pico W のようなマイコンが出す弱い電気でも、リレーを使えばもっと強い電気で動く機器(LED、モーター、電球など)を動かせるんです。

⚙️ リレーのしくみ(カンタン解説)

  • リレーには「入力側」と「出力側」があります。

  • 「入力側」には Pico W から信号を送ります(デジタル信号)。

  • 信号が「1(オン)」になると、リレーのスイッチがカチッとつながり、「出力側」に電気が流れます。

  • 信号が「0(オフ)」になると、スイッチが切れて、電気が止まります。

💡 LEDをリレーでオン・オフする流れ

  1. Pico W からリレーに「オン」の信号を送る

  2. リレーのスイッチがオンになり、LEDに電気が流れる

  3. LED が光る!✨

  4. Pico W が「オフ」の信号を送ると、スイッチが切れてLEDが消える💤

✅ ポイント

  • リレーを使うと、安全に電気製品をコントロールできます。

  • 今回は LED を使って説明しますが、他にも 電球・モーター・ファン などにも応用できます!

回路

【部品】

・抵抗(1KΩ)
・LED

🔁 Raspberry Pi Pico Wでリレーを使って5VのLEDを光らせる

このプログラムでは、Raspberry Pi Pico W の GPIO16番ピン を使って リレーを動かし5Vで動作するLEDをオン/オフします。

⚙️ どういうしくみ?

  • Pico W の GPIO16ピン からリレーに信号を送ります。

  • リレーは「電子スイッチ」のような部品で、GPIOピンのオン・オフ信号をもとに、本物のスイッチのように動作します。

  • このリレーの先には 5V電源とLED がつながっていて、リレーがオンになると LEDに5Vが流れて光る ようになっています。

📄 プログラムの動き

from machine import Pin
import time

led = Pin(16, Pin.OUT)  # GPIO16ピンを出力として使う(リレー制御用)

while True:
    led.on()            # GPIO16を「1(高電圧)」にしてリレーをオン!
    time.sleep(1)       # LEDが1秒間光る(リレーでON)
    led.off()           # GPIO16を「0(低電圧)」にしてリレーをオフ!
    time.sleep(1)       # LEDが1秒間消える(リレーでOFF)

このしくみを使えば、LEDだけでなく、モーターやファンなどの電気機器もPicoから操作できます!😊

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Google Spread Sheetの利用

  以前に ESP32 で作っていたものを、Raspberry Pi Pico W + MicroPythonで再現してみました。 1.Googleスプレッドシートの設定 1.Google Drive → 右クリック → Google スプレッドシート 2.作成して共有をクリック